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卑しくもサブカルという名の狗

サブカルバカのサブカル漫画ブログ。

Gヒコロウとアンソロジーコミック

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 君はアンソロジーコミックを読んだことはあるかな?アンソロジーコミックというのはよくわからん出版社から出ている、ゲームやアニメの二次創作の漫画が載っているマンガ本のことだ。男子向けのギャグアンソロジーはもうそのままだけど、女性向けアンソロジーともなると耽美でホモ臭くなるので苦手な人も多いんだろうと思う。私は今から主にギャグアンソロジーの話をしようと思う。

 はてさて、私がアンソロジー漫画なんていうものに手を出したのかというと、そもそも私には維新の志士的な肌感覚があってね。コロコロコミックよりもギャグ王。コミックボンボンよりもデラックスボンボン。Vジャンプよりもコンパイルクラブ。ファミ通よりもファミ通ブロスというように世の中のマイナーな香りのするもの、傍流にあるものに強く心惹きつけられる性向なんだねぇ。それは今も昔も変わっていないわけだが。こうした性向をしていると話し相手が出来なくて困るよ、全く。

 話を元に戻そう、アンソロジーコミックにどこで出会ったかという話だ。僕はそもそもガンガンっ子だったわけだよ。小学生の頃。ということはもうわかるね、僕とアンソロジーコミックの出会いはドラゴンクエスト4コマ漫画劇場だったといわけだ。たしか初めて買ったのは4コマで、次に1Pを買って、投稿集に流れたように記憶している。4コマと1Pが別だったかどうかは記憶が定かではない。まぁそんな感じで4コマに関しては全部買ったんだと思ってる。その頃、ドラゴンクエストはプレイしたことがなかったから、ドラクエ5については漫画の記憶だけで友達と話をしていた。なかなか話できるんだよ、これでも。その後、スーファミ版のⅢを買ってもらってプレイしたねぇ。僕の原作未プレイだろうと二次創作を見るという悪癖はその頃身についたものなんだね。

 そんなことで、僕はゲームをプレイしその世界観に酔いしれるようになっていったね。自己陶酔というやつだ。ゲームをクリアした後もその余韻を拡張するためにアンソロジーコミックを買いあさったわけだよ。例えばポケモンの4コマ!でも一番好きだったのは”ポケモンカードになった理由”である。例えばモンスターファーム4コマ!そしてポケットファイターズ!そういえばあの頃は、ギャグ王で天空物語やアークザラッドをやっていて、かたやボンボンなんかではビストロレシピやメダロット、そしてロックマンXをコミカライズしていて、ゲーム漫画全盛の時代だったと言えるのではないだろうか?

 また横道に逸れた。話を戻す。そんなゲームのコミカライズ全盛の時代で特に異彩を放っていたのがGヒコロウ先生なわけだよ!初めて読んだのはポケットファイターの4コマアンソロジーだったと思う。それからしばらくしてファミ通ブロスを読んでみたら、伝説の連載、不死身探偵オルロックが始まったというのが僕とヒコロウ先生の出会いのストーリー。何に惹かれたか!?アッパーなテンションのギャグと、対照的にダウナーな悲しいギャグの対比が面白かった!それはあたかも名投手のピッチングのように鮮やかで、さらに暴力的なツッコミが花を添えた!まさに今までに有り難しななギャグの世界が紙面に広がっていたんだ。僕はオルロックとシャーボが読みたくてブロスを買っていたと言っても過言ではない!僕にとっての小学校時代の良き思い出です。

 それ以降、何年に一度かの単行本発売で追うようになったんだけど、同時並行で行き始めたコミケにもヒコロウ先生は参加していた。その頃かい集めたものが写真である。艦これの同人誌があと何冊か持ってるけど、今は実家の倉庫で眠っている。僕はヒコロウ先生に最接近したことが一度ある。それは、コミックZINで道満晴満、雑君保プ、Gヒコロウでサイン会をしていた時だ。秋葉原ZINの最上階でサイン会をしており、下の階で本を買えばサインしてもらえるという会で、私はすでに単行本を買ってしまっていたため、同じ本を二冊買うのは経済的な事情で躊躇してしまった。今思えば保管用にもう一冊買っておけば・・・っ、と思わないこともないがまぁ詮無いことだろう。そんなことで最接近は不発に終わったのであった。

 ZINの話題が出てきたので「果たしてGヒコロウはサブカルなのか問題」について少し触れておきたい。Gヒコロウは多分サブカル漫画の範疇の漫画ではないという思いが私にはある。主戦場もコミケエロマンガ誌だし、カルト的な人気を誇るギャグ漫画家として資質は備えているが、「ヒコロウはサブカル!」といったらオタク達がきっと怒るだろう。しかし、こうも考えられる。コミックZINというサブカル寄りのコミック店で強く売り出しているヒコロウ先生はサブカルだ、と言えるのではないか?何!?言えない?俺が好きなもんが俺のサブカルだ!だからいいんだよ!コミックZINは秋葉原・西新宿にあるコミック店なんだがコミックや同人誌のラインナップが絶妙で、俺が東京に行った際には主にヒーリングスポットとして利用している。

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そんな感じで、アンソロジーコミック周りとGヒコロウとコミックZINについてつらつらと書いてみた。ま・ん・ぞ・くしたのでこれで終わりにする。最近、サブカル漫画というよりは漫画オタクの日々のつぶやきみたいになってきたけど、これでいいのかなーという気はしている。軌道修正を図らなくては・・・!以上

 

「田舎の男の人は酒、タバコ、女、ギャンブルの話ばかりで合う人がいない問題」について

www.tantandaisuki.com

 

今日はこの問題について論じたいと思う。一応、一時期東京にいて地元に帰ってきて5年経つの男の話である。

文章内では酒、煙草、女、ギャンブルが低次な趣味として扱われていて、ブコメでもそれらについては批判的な論調であったが、私はそんなに悪いもんでもないよと言うことがいいたい。これらの飲む打つ買う行為は確かに即物的な快楽である。消費してしまえば跡形もなく消えてしまい、一瞬の快楽の後に水泡に帰す、そうした種類の行為である。しかしながら、そうした行為を馬鹿にするものではない。人の消費活動においては、これほど所持品を圧迫しないで消費のしやすいものはないからだ。この手の消費行動が日本の経済を支えていると言っても過言ではないだろう。このあたり、物を持たないことを是とする高名なミニマムリストであらせられる筆者様に置かれましては、所持品を増やさずに得られる快楽についてはどう考えているのか、ちょっと聞いてみたいところではある。

話を元に戻そう。田舎は即物的な快楽を得る人間ばかりで、大変につまらないギ!というのが先のブログの論旨だったように思う。そうだよね?そうなんじゃなかったっけ?で、だ。なぜ田舎の大人はそうした行為に没頭してしまうかと言えば理由こうだ。

田舎の人は快楽を得る行為、趣味としての行為を他に知らないからだ。筆者様に置かれましては、読書や旅といった類の高尚な趣味をお持ちな様なので、気づかれないかもしれないが、そうした趣味を楽しむのには技術がいる。どういう技術か?それは新しい本を探すために作者で探したり、ジャンルで本を探したり、同年代の作家で絞り込んだりという情報処理系の技術だ。あと旅の目的地を決めるというのにもインターネットやガイド本などで探されているはずである。おそらく、筆者様は高名な大学をご卒業されたUターン組であらせられると感じた。なので大学在学中にそうした技術を無意識に学んだのだろうと思われる。しかしながら、地方に帰ってきて周りを見渡せば、そこにいるのは高卒や専門学校卒業の人間ばかりだったのではないだろうか?そうした人たちは人生においてそうした技術を身に付ける機会がなかったのだろうと思われる。要するに趣味の面白さを知らないのである。かといって、物を作り上げるという趣味には大変な技術が必要である。その技術の習得するのを30歳の時に思い立っても、なかなか続いていかないということもある。

この問題への解法は二つ。一つはUターン組はUターン組らしく同じUターン組同士でつるむこと、もう一つは周りにいる人間を啓蒙して自分と同じレベルまで引き上げること、である。話を聞いてると、その辺にいる大人とつるんでいるから話が合わないのであって、筆者は自分から話の合うグループに擦り寄っていっていないのではないのではないかと感じた。読書が好きなグループか、Uターンで外の世界を知っている人間ならば、ミニマムリストの話なり読書の話なり旅の話ができるのではないかと思う。ミニマムリストの話なんてネットでしかできないと思うけど・・・。まぁ、Uターン組ならば面白がって聞いてくれるかもしれない。あとは他者を啓蒙すること。即物的な快楽に酔いしれている周りの人間に対して、コンビニエントにその人が面白いと思うであろう本をお勧めしてやり、福沢諭吉ヨロシク!周りを啓蒙していけば読書の話もできるようになるのではないだろうか?原始的な快楽に身を委ねる田舎の猿共を教化してやるのだ。まぁ東京帰りで高名なミニマムリストであらせられる筆者様におかれましては、土人を啓蒙することなどお茶の子さいさい賽の河原石を積むで可能なことだろうと思われます、こちらとしては。

ここからは少し自分の話。私はサブでカルなアル中モク厨なわけだから、別に即物的な快楽の話が出来なくて困るというようなことは無いけれど、サブカルの話についてはあまりできなくて悲しい思いをしている。大きな書店があるのでネタの確保には事欠かないが、話し合う相手がいないのである。私は小学校時代の同級生と仲が良い。私の小学校は古い家が多くお金持ちが多い学校だった。なので自然と文化的資本の高い地域だった。漫画、アニメ、音楽について素養が高い子供が多く、小学生の頃は楽しく過ごさせてもらった。そういう子供たちが大人になったわけだが、私のソリッドなサブカル趣味についてこれる人間はやはりいなかった。周りにはパチンコやソシャゲやレディースクラブの話題が溢れ、映画やマニアックな漫画、フェスの話題をできる人間がいないことが寂しいと思った。悲しいお・・・悲しいお・・・話す相手がいないお・・・。そうだ!そういう話題ははてなでやるお!と思い勢いブログを立ち上げたのである。<完>

<完>ではない、まだちょっとだけ続くんじゃ。人と会話しないで自分のうちに秘めたる思いを書きつける、という行為を通して私のブログではなかなか濃い記事が書けているんではないかという自負がある。なので会話ができないという状態を嘆くだけではなくて、思いのこういう昇華の仕方もあるよという例である。あとUターン組に関しては、まちづくり関係のワークショップに出た時に、これは参加者が殆どUターン組で占められていた、アイディアを出し合うというワールドカフェをやってべらぼうに面白かったことに起因している。その後の飲み会でも楽しい話ができたので、やはり人間は学歴や職業が同じような階層の人とつるむのが一番楽しいんじゃないかと言う知見を得たことがきっかけである。

まぁ筆者様に置かれましては、自分から何も動かなければ不満が解消されることもなく、鬱々とした気持ちで地方中小都市に移動するいわゆるUターン失敗に陥ることになる危険を秘めているのではないかと思いました(適当)。以上

コミティアでお勧めの同人作家1選

春の行楽シーズンは国内海外ともに活況だったようである。どこにも行かなかった私にしてみれば、国内旅行位しておけばよかったなー、と思いました。(小並感)さてここで5月の連休と言えば!毎年開かれているお祭りがあることをあなたはご存じだろうか?それが東京ビックサイトで行われている春の同人イベント祭りだ。創作同人のコミティア、東方の例大祭、あとガルパンのイベントと蒲田でふたばの学園祭もあったのだとか。創作をやっている人それを買いに来る人で、ビックサイトは連日ごった返していたようである。今年のコミティア120は不参加だった私だが、北海道から出て行って同人誌を買いたいと常々思っている作家がいる。それがにこらてすらのジョン・テンダさんだ!

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2~3年に一度コミティアに行って買い集めた漫画と、通販で買い集めた私のコレクションである。

私の同人歴は、買う方ばっかりなのであるが2009年のコミケから始まった。2009年の夏、仕事を辞めて(また辞めてら!)暇だったので盆に地元に帰らない友達を連れて夏コミに出かけたのだった。開場待機で長いこと待って、いざ会場で黒々とした人波が動いているのを見て「あぁ、日本中にはこんなにエロ同人を求めている人がいるんだなぁ・・・」と感慨もひとしおだった。

そこから何回かコミケには足を運んだが、金がなくなってきたのと開場待機の環境が過酷なこともあってだんだん足は遠のいていった。その代わりに行き始めたのがコミティアである。コミケほどの黒山の人だかりもなく、混雑もしないので行きやすかったのだ。それにコミティアヴィレッジバンガードでよく売ってる漫画家を輩出している登竜門だと聞いていた。すべての道はコミティアに続く。私がコミティアに通うのも無理からぬことだったのだ。

そんなコミティアで運命的に手に取ったのが、にこらてすらの「メメマンガ」と「おおむねプロレスの味方です」だったのである!

にこらてすらの漫画は酒!とかプロレス!とか団地同人誌!とかのような青年誌寄りの男臭いテーマを扱うことが多く、しかも私の苦手なラブロマンスの要素も殆どないので、すごく私の興味に合っていて買いやすいのだ。プロレスに関してはほとんど知らない私なのだが、なんていうのか吉本興業ストリークっていう野球漫才やる人たちいますよね?あの人たちの漫才が割に好きなんですが、あるジャンルが好きすぎる人の濃厚なトークを聞く感じで読んでいると大変に面白いのでございます。

ここでにこらてすらのブログと、現在ネットで公開しているマンガをご紹介。

johntenda.hatenablog.com

 

johntenda.hatenablog.com

メメマンガは同人誌を制作している高校生の話なのだが、いやーほんとさー、自分が東京にいる間に漫画を描いてコミティアに出なかったことを後悔ちゃう面白さだよねー。俺も伴平太に「感想一言いいですか」って言われてみたかった・・・・。成せば成る成さねばならぬ奈須きのこ!そうだ!ここで衝撃の私がその頃書いていた漫画の公開だ!!!

 

 

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ミリペンと原稿用紙買って、板タブでトーン貼って、エレメントで写植してできた渾身の作品がこちらです。だいたい6~7年前に書いた漫画です。最近漫画を描くとアル中か、統合失調症の薬のためなのか満足に書けません。なのでこの漫画が俺が人生で唯一かけた漫画っぽい漫画ということになるでしょう。

いかがでしたでしょうか?またもや人の作品を利用した自分語りとなり果てた今回の記事でしたが、また、来年くらいにコミティアに行けたらにこらてすらの漫画をまとめ買いしたいと思っています。この記事が面白かったら、あなたの推し漫画家の作品もご紹介ください。以上

腸を断腸の思いでぶっちぎった人の日常

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5月8日 月曜日 雨時々晴れ

ギ・・・ギギ・・ギ

こいつぁ大変にビールが飲みたいギ!!!!

今日は連休明けの月曜日なのでtwitterで出勤途中の人をからかったり、クソリプを楽しんでいたんだけど。夜になって思う。ビールが飲みたいと・・・!!別に断酒中という訳ではなくて単純にお金がないからビール飲んでないだけだけど。夜になってからビールが飲みたくて堪らない。口の中がやけに渇いて、この渇きをビールで鎮めたいという欲求が自分の中で抑えられなくなっている。欲を言えば大戸屋のバクダン小鉢をズルルと飲み込んで、口の中のぬめりをビールで流し込みたい。鮪の山掛けでもいい。そうした欲求が俺の中で暴れまわり、近所のドラッグストアで麦とホップ500ml缶161円を買いに走りだしそうだ。

思うに、これは中島らもの今夜すべてのバーででつけた知識なんだが、これまで働いていた1年6か月、さらに生活保護とアルバイトをしていた1年3か月の間、500缶3本くらい毎日飲み続けていて。習慣として起床後8時間以上たったら飲むという暮らしを続けていたので連続飲酒900何日とかいう状態であったわけだ。そんな状態から急に飲まなくなったので、体が酒を欲しているんだと思う。途中休肝日はほとんどなかったように記憶している。アルコール依存症離脱症状と言うほどじゃなくて、「なんでビール飲まないんですか!!11ビールくだち!!11!1!けおおおおおおおおおおおおおおおっ!」と体が真っ赤になっている状態ではないかと思うわけだよ。イヨーォッポンッ!

タイトなジーンズに1000円札を捻じ込み、ドラッグストアまで八艘飛びでビールを買って飲むことは大変容易なことだ。しかし、そうすると金が入る日まで煙草が吸えなくなってしまう・・・。それは大変につらいことだ。酒もダメ、煙草もダメともなると、僕はね、精神病院に入院してた頃のあれやこれやを思い出してダメになってしまうんだよ。本当にあそこにいた期間は辛いものだった・・・。という訳で、金はなくても煙草くらいは飲んでいたいので、ビールを我慢しよう。ザ・ガンバルマン。

どうやらブログを書いて気を紛らわせているとビールが飲みたくならないので何かを書きつけておこう。どうだろう、サブカル的に僕とビールの歴史なんていう感じで書いていこうじゃないか。

私がビールを飲み始めたのは高校時代の事だった。近所にスーパーがある。そこは閉店近くは高校生のバイトだけになる。高校生のバイトは酒を売ってくれる。という訳で僕は高校時代から晩酌をするようになった。至極、ナチュラルな展開だったと思う。別に咎められないならば誰だってそうする、俺だってそうする。社会をハックして自分だけいい目を見るという俺の腐った精神はこの頃に養われたものだ。星空を眺めながらパンクミュージックを聞いて、チューハイを飲み「なんてこの世の中は悲しいんだ」と世を儚む、感傷的でしゃらくせぇ飲み方をしていました。この頃は。ハイ。正直に告白します。あとクリスマスに「SMOKE」を見ながらウォッカを煽って、一人で飲んで一人で吐いたりしてました。ハイ。駄目なやつです。

そんな感じで酒人生のフライングをしていましたので、自分の酒量もある程度分かっていたこともあり、大学生の始まりの頃はスタートダッシュを切っていたね。まず、入学前の歓迎パーティーで花見があったんだけど、未成年と言うことで酒が出なかったんだよ。まだるっこしいことやってやがると思ったね。そっから僕は鬼になった。コンパの鬼に。説明しておくと僕の通っていた大学は昼夜間学部と言う変わった学部で、四年制大学だったんだけど1限の授業が昼の13時からという変わったスタイルの学校だったんだ。最終授業は21時。なので僕は校門で待ち伏せして同級生の男に「ねぇなにしてんの?今日なんか予定あるの?みんなで飲みにいかない?お前が来ないと始まんねぇんだって!!!」と言って勧誘し、駅前のわたみん家に呼び集めて宴会をするという生活を送っていたね。これは楽しかった!俺だけが楽しかったわけでもなく、この連日連夜の飲み会があって僕ら同回生の団結力みたいなものが生まれたような気がするね。ちなみに卒業式の後の飲み会もこの時のメンツで集まって飲んだね。これは僕の大学時代でも1.2を争うほどいい思い出として残っているよ。この頃によく飲んでいたモルツと八海山は、今でも自分の中ではうまい酒という分類に入れている。この頃は主にビールを飲んで、飲み疲れてきたらレモンサワーに切り替えたり、いいことがあった日は日本酒を飲むというスタイルで飲んでいたね。

あとね。この頃の思い出として残っているのはサークルコンパクラッシャーとしての自分だったね。僕自身はサークルに加入していなかったんだが、人から誘われたり、コンパの情報を聞きつけては乱入したりしていたね。よく飲み、よく食べ、よく遊び、よく笑い、そしてよく吐いていたということを記憶している。そのサークルで一番かわいいの子の横にデーンと構えてキャッキャウフフしていて、そのサークルの正規メンバーが恨めしい目をしていたことをよく覚えているよ。どーもすーいーませーん。とネットで謝ったところで誰にも届きはしないだろうけど。けど飲み会で粗相をして後で土下座で謝るみたいなこともあったのがこの時期です。プラマイゼロって感じかな。この頃はちゃんぽんでした。場所は居酒屋とか大学内とか友達の家とかでした。

 春の嵐のような大学生活を乗り越えて新入社員になれました。この頃は今思い出してもヘドが出るような時期だね。部署がよく飲み会のある部署だったんだけど、その飲み会が最悪だったね。新人いびりと説教と一気とかを強要されていたことを憶えている。まぁそんなところはすぐにやめたけど。この一件から会社の人と飲むということには一線を引くようになったね。しかし、初任給とかもらって東京の店を一人で開拓するっていうことは大変に好きだったよ。特に通ったのが上野の立ち飲み屋!上野のタキオカでなめろうをあてにホッピーが何本開けられるかということに休日の昼間っから情熱を注いでいたわけだよ、僕は。あとは新宿のぶっちぎり。この店は東京を見回してもぶっちぎりで安いんだけど、ぶっちぎりでまずいんだ!よく覚えている。あと好きだったのが新宿のガッツグリル。何千円か支払うとステーキ食べ放題と酒飲み放題をやっていたのがうれしかった。友達数人でいってステーキをたらふく食べながら、赤ワインをグビグビ飲むっていう刃牙のビスケットオリバごっこをよくしていたね。あれは楽しかったなぁ。この頃からビールと日本酒とチューハイ以外の飲み物、ウイスキーとかワインとか焼酎とかを徐々にだけど飲むようになっていたね。特にニート生活に入ってからの飲みっぷりはすさまじく、家でテキーラにレモンと塩をつけて朝っぱらから夜まで飲んでみたり。ミキサーを買ってきて、氷とジンとレモンジュースを混ぜてフローズンダイキリを作って昼間っから飲んでみたり。コンビニでビール買うついでにウイスキーの小瓶や焼酎のカップを買って家で混ぜて飲んだりしていたよ。本当にむちゃくちゃな飲み方をしていたと思うよ。実際。

まぁそんなこんなでニート生活をしていたんだけど、統合失調症を発症して発狂してしまってね。今では地元に帰ってきているよ。特に入院生活は前述したけど辛かったなぁ。酒も煙草も駄目なのが3か月だからね。あれは辛い。もう二度とお世話になりたくないと思ったよ。今の飲み方は至って質素なもので第三のビールと1000円前後のウイスキーを適当に飲んでいるよ。最近好きな飲み方はショットグラスにウイスキーを注いで、ビールをチェイサーにして飲む飲み方だよ。これをシュタインヘイガ—にするとドイツ人式の飲み方になるね。体が温まって酔いも早いのでお勧めだよ。まぁ私と酒の関係はざっとこんな感じかな?ビールを飲みたいという欲求もだいぶ収まってきたので今日はこの辺で失礼させていただきます。よしなに。

 

腸を断腸の思いでぶっちぎった人の日常

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私の頭の中には断腸花が咲いている。

この記事は日記である。平成の世に、断腸の思いで体内では最長の臓器である小腸を小刀でぶっち切った男の日常について書いていく。誰からも求められていないことをダラダラと書いていくだけなので、発想の飛躍、文章の誤謬、熟語の誤用などについては一切の批判を聞くつもりはないという姿勢で書いていく。なので悪しからず。

 

5月7日 日曜日

朝6時半に起きる。起き抜けに台所まで歩いて行って、まぁ歩くと言っても10歩も無いけれど、ガス台に火をつけて湯を沸かす。冷蔵庫に入っていた食パンの袋を開けて、食パン二枚を取り出してそれぞれにチーズとハムを乗っけて電子レンジで焼く。この電子レンジにはトーストする機能、オーブン機能、そしてもちろん電子レンジ機能がついて重宝している。湯が沸く。コーヒーの紙フィルターを取り出してドリッパーにセットして、それをサーバーの上に置いてコーヒー豆を三杯いれて湯を淹れる。スターバックスで買った大きなマグカップ1.5杯分入れるためにサーバーの摺り切りまで入れる。パンが焼けた。

3畳ほどの俺のリビング。テレビとコンポが繋いであり、さらにクロムキャストも繋いであるのでyoutubeをコンポの音響で聞けるといった装置と、3人掛けの3万くらいの安い茶色の皮張りのソファ、が置いてあるのが俺のリビングである。そこにコーヒーとパンを持って行ってもそもそと咀嚼する。この間30分ほどの事である。これでは一日が終わるのに何語費やせばいいのかわからない。なのでスピードを上げていく。

7時になるとアニメが始まった。このゴールデンウィークで一番楽しみにしていたアニメだ。ヘボットが始まったので、スマホで某画像掲示板の実況スレを読みながら見る。今日の筋は怪盗を捕まえる話のようだ。ミソッカスの放課後ネジまきダンスが始まったのでコンポの音量を大きくする。ベースの音が気持ちいい。スゴスゴインダーネジとネジ柳ユーコが俺の好きなキャラクターだ。今日は登場するだろうか。

今日のヘボットのハイライトは、ダメリーマンズのシャーロックコントと犬ボキャボットの落ち着いた老紳士っぽい演技だった。EDの社会のルールが始まったのでさらに音量を大きくする。この曲はいい。歌詞を引用する。

 ”気づけば大人になり 暗黙の 社会のルールがありました

  こんなじだいだから困るんだけれど だからこそ時代に飛び乗るのさ

  思い切りやろう!!!”

というものなのだが、土手を走る主人公ズが一人、また一人と消えて行ってしまう映像とこの曲が重なると何とも言えない感傷が僕の胸を覆う。よしやるぞ!と毎週決意を新たにする俺のルーチンワークである。

朝のアニメタイムが終わったのでがっちりマンデーを見ながらコーヒーを飲んで煙草を吸いながらtwitterをやる。今日は東京で東方、ガルパン、艦これの同人誌即売会と文フリがあるらしい。連休も最終日だというけれど賑やかなことだ。テレビがポケん家に切り替わる。けど俺のやることは変わらない。ポケん家はなんか対戦やっていた。そろそろ腰が痛くなってきたので、このソファは安物なので長い時間横になっていると腰が痛くなる、寝室にあるPCの電源をつけて一人掛けのソファに座って本格的にインターネットをやり始める。

今日は何をしようか、そうだ久しぶりにアニメの感想を書こう。新しくアニメを見て感想を書くのはギャンブル性が高いので自分の中のマイベストアニメを見て感想を書こうと思い立ち、四畳半神話大系を再生し始める。

 

theseafulloflotion.hatenablog.com

 自分の中では前半はよく書けたと思う。しかし後半の失速がひどいと思うが、書き直すのも面倒なのでそのまま公開のボタンを押す。それをtwitterに通知するのと、セルフブックマークを付ける。自分のブログはほぼGOOGLE検索とスマートニュースが記事を拾ってくれた時にアクセスがあるので、これはあまり意味のない行為かもしれないけれど、習慣としてやっておこう。はてなブックマークで最近のはてなの動向を調べるために「上坂すみれ」と「サブカル」について調べてみる。サブカルのタグを使った記事が最近では少ない。また誰かが喧嘩でも始めない限り、このタグが活躍する機会は少ないだろうとなんとなく見切りをつける。上坂すみれのストーキングは俺のライフワークなので外せない。

ブログを書いた後の私は消化試合である。パソコンの前にかじりつきtwitterと某画像掲示板のポータルサイトを交互に見ながらタバコを吸って時間を潰す。その中でちょっと気になる発言があった。今、某人気ソーシャルゲームであるところのFGOでガチャで5万使った(正確には15万らしい)のにお目当てのキャラクターが出なかった人が、そのことを消費者庁に報告に行くといって炎上したらしい。そのお目当てのキャラクターについてはタイムライン上の二次創作で目にしていたが15万使っても出ないとはご愁傷様である。しかし、消費者庁に駆け込もうとしたところを古参のゲーマーから咎められて炎上したのは少々問題がある。養豚場の豚が逃げ出そうとする豚を捕まえてリンチにしたみたいな話である。これには義憤が沸いてくる!パチンコでいったら15万円使ったというのは珍しい話ではないだろうが、あくまでゲームの世界で15万も使って欲しいカードが出てこないというのは異常である。それに疑問を感じた人間を寄ってたかって詰めるというのは、そこにはあまりにも自由がない話じゃないか!これはつまりあれだな。社会がおかしいからハック!しようとした人間をまじめな周りがズルすんなって止めてるパティーンだな!ハックハック!ハッキリ言ってファックな案件である。ハックでファック!!!ちなみに私は8000円ガチャに費やすくらいなら、ピンサロに行って嬢に一発抜いてもらいたいサブカルである。FXXK!!!!本当にオタクはFXXKだぜ!!!キャラクターへの愛とか言ってるからこんなおかしな状況になるんだぜ!!!キャラクターなんてよさげな同人誌見つけて一発抜いたらハイ!それま~で~よ!でおさらばしねーからこういう変な状況に巻き込まれちまうんだぜ!!!オタクは理想主義に生きないでもっと実利とコストパフォーマンスに生きた方がいいと思って、ちょっと心配である。

その他、某画像掲示板で最新の割れ事情について調べる。大変勉強になった。と言ったところでtwitter円城塔先生による京橋クエストが始まった。これはなにか?今日ブログを更新した俺に対するご褒美か?そういえばブログを更新したすぐ後に森見登美彦先生がブログを更新していたり、午後にはこれである。今、業界大注目の俺と言う新人がちょっとやる気を出してブログを更新したので、それを見た諸先輩方が手本を示すためにこうして更新してくれているのか???twitterでフォローしている俺(フォロー返しはされてない)に対して注目しているということか!!!!これは講談社や文学界といった大手出版社に注目されている俺には当然の妄想である。いやないはずがない!あるはずだ!!!

こういうことを言っていて2回ほど発狂しているのでそろそろ本気で危ないと思うが、毎月投薬されている薬は限界量なのだ。南無。

4時頃に母から電話がある。「今スーパーにいるけど何か食べたい総菜はあるか?」とのことだった。母は週に何度か私の家に出来合いや自家製の総菜を届けてくれるのだ。ありがたいことだ。骨付きチキンの揚げたやつと答えて電話を切る。20秒ほど前に「今日は飲まない!誓う!」とツイートしたがその誓いはあっけなく破られた。固い固い石の中でも、弱く柔らかいのは人間の意志である。人間の意志とは斯くも弱く儚い・・・。

揚げ鳥をビールでやっつけていると糸井重里のサイトで青年失業家という人の対談をしているという記事を見かけて早速見に行く。読んでみるとその人はアラフィフの人で広告業に勤めていたが、退社した人で現在は青年失業家を名乗り、2~3行でいいと言われた映画評に7000字も書いて渡したのだそうだ。元々本を読む人で書く人ではなかったのだそうだ、しかも仕事でも長く書くことはなく20字から200文字というコピーライターの仕事をしていた人なのだそうだ。「人に求められていないのに7000字もダラダラと書いてしまう」というのはなんだか筒井康隆の「大いなる助走」の主人公を思い出してしまう人だ。俺は大いなる助走を病気になる直前に読んでいたく気に行ったのである。俺もそんなことやってみたいなと思って今日は日記を書いてみた。普段であれば見返して通読してみるところであるが、今回はそれをしない生原稿で出す予定である。くらえ!これが3600文字の意味のない文章の羅列だ!おら!くらえ!はてなブログ!ではそろそろビールもなくなってきたので、これにて終幕。

偏愛して妄執した哀愁のアニメ感想~四畳半神話大系~

四畳半神話大系 コンプリート ブルーレイBOX (全11話, 275分) 森見登美彦 アニメ [Blu-ray] [Import] [PAL, リージョンB, 再生環境をご確認ください, リージョンフリー又はPAL再生可のプレイヤーで再生する必要があります]

 

四畳半神話大系とは、可能性のアニメである。

 

以上、完。としてしまうのはいささか暴論である。文筆家である温厚ないささか先生であっても、激昂して頭が剥げ上がってしまうほどの暴論だ。そんな暴論だけ吐いてブログを終えてしまっては、私はブログの神様に見放されてあわやブログ界の誹謗中傷地獄に落とされ、針の筵の中で全身に突き刺さる針を取り除けないままに、じたばたと悶え苦しむ姿を全世界に配信する糞エンターテイナーとして人生を終えるであろう。<完>

完、ではないまだ続く。四畳半神話大系とは森見登美彦氏による小説で太田出版から2005年に出版された。その後、2010年にフジテレビ系ノイタミナで湯浅政昭監督、上田誠脚本でアニメ化されたアニメ作品である。大学生であるところの<私>がモノローグ一杯で語りまくる青春活劇であり、「あのときああしていれば・・・!」という悔恨から人生をさかのぼり一つ一つの可能性を検証する一話完結型で見やすいアニメである。

アニメで披露される京都の大学生の生態もまた楽しいものだ。木屋町で飲んだり、鴨川でカップルに殺意を憶えたり、毒霧を吹いたり、大きなカステラを一人で食べたり、屁理屈踊りを町中で舞ったり、毒霧を吹いたり、年上の女性にどぎまぎしたり、鱧を湯引きしたり、湯引きした鱧に梅を乗せてみたり、阿呆な大学生の阿呆な生態をきめ細やかな描写を重ねて丁寧で表現することに成功している。

だが、私がこのアニメで一番言いたいのは、「四畳半神話大系は可能性のアニメである。」ということである。話の中では、夢と希望に溢れた大学生活を始めた<私>が、その元来の性質である生真面目さや尊大な羞恥心、傲慢な自尊心によって大学生活を駄目にしていく中で、バラ色の大学生活を目指してなんども大学生活をループするといった形で進んでいくわけだ。大学入学の時に受け取ったサークル勧誘のビラ、それらすべてが可能性であった・・・。しかしながら、人は可能性を摘み取っていくことで大人になっていく。進学、就職、結婚。これは無限に広がる可能性の海の中に、えいやっ!っと手を突っ込んで海産物を捕まえる行為に似ている。海の中には鱧もメダカも蟹も雲丹も鮑もいるが、捕まえられるのは両手で掴んだものだけだ。それがたとい、穴の開いた片方だけの長靴だったとしても後悔してはいけない。自分の手で掴んだものだけしか得られるものはない。人生に抽選やリセマラはないのである。そんな四畳半神話大系で一番不毛な学生生活を送った<私>が、一番最良の大学生活を手に入れるというのは何とも示唆に富んだ内容だったと思う。

一方、小津は七面六脾の活躍、権謀術数張り巡らせて、様々な可能性を少しずつ育て上げて可能性に満ち満ちた大学生活を送っている。人生には2種類のタイプがいる<私>みたいなタイプか小津みたいなタイプだ。あまり器用ではない<私>みたいなタイプの人は沈思黙考、考えて熟慮を重ねて人生を選んでいくより外ならない。しかしながら、時として阿呆になることも必要である。阿呆に生きるというのは対外的に見ての話であり、本人は阿呆とは思ってはおらず質実剛健真正直なものであるが、客観的に見て「自分は阿呆ではないか?」という能力は、真面目に阿呆道を進んでいく上では必要である。阿呆に生きることと、最良の可能性を掴むこと、それが何よりもより良い人生を生きていく上だ大切なことだと私はこの物語から学んだ。以上

 

 <完>

 

 

 

 

サブカル、RSRに行く~音楽よもやま話~

線香花火

 

高校生でスケベパンクキッズだった。

…だったというのは、これは多分に昔の話で俺は今31歳になろうとしている。だからおよそ干支一週分、12~14年前の話になる。当時の2003年から2008年頃の日本はパンクブーム真っ盛りでラジオからひっきりなしに日本語パンクの曲が流れチャートを賑やかしていた。またTATTOが欠席したミュージックステーションはミッシェルガンエレファントがその穴埋めをしたりしていた。そんな時代の話。 

僕は高校生で漫画と映画と音楽にハマっていた。部活のテニス部をしょっちゅうサボってはレンタルビデオ屋に足を運び、マイナーな映画や漫画や音楽を漁っていた。インターネットは世界を覆い尽くしつつあったが、スマホもLINEもなかった伸びやかな時代の、北海道の一地方都市の話である。ヴィレッジヴァンガードがない僕の地元の最大の文化施設TSUTAYAであり、GEOであり、ライブハウスだった。 

その頃聞いていたものを列挙してみよう。当時、DAPUNPやブリリアントグリーンに飽きていた僕のようなスケベサブカルキッズの耳目を集めたのは、ラジオから流れたガガガSPの「卒業」であった。僕にとっての日本語パンクの歴史はこのあたりから始まる。その前にTHE HIGH LOWSの「青春」を聞いたりしていたが、その頃はまだ音楽を深堀りする知識はなかったので単発で終わった。ガガガSP(雨の日曜日、一人ぼっちの世界)の何が凄かったかと言うと、まずはそのダミ声。綺麗な声のアーティストしか知らなかった僕にとっては、ダミ声で叫ぶように歌うガガガSPのコザック前田の姿は神のように映り半ば心酔していた。そして、その後、友達からGOING STEADY銀杏BOYZ/青春時代、あいどんわなだい、BABYBABY)、STANCE PUNK(クソッタレ解放区、すべての若きクソ野郎)、太陽族(誇り、青い空白い雲)、オナニーマシーン(ソーシキ、女友達)、セックスマシーン(頭のよくなるラブソング、死んじゃって頂戴)、BIVACCHE(桜の花が散る前に、はんぶんこ)、THE BLUE HEARTS(ロマンティック、TooMuchPain)、エレファントカシマシ(ハロー人生、友達がいるのさ)、SEX PISTOLES(pretty vacant、Friggin In The Riggin)などを教えてもらった。さらにはSTREET ROCK FILEというパンクロックを紹介する雑誌を教えてもらったことで趣味の幅が広がることになる。

同じ高校では日本語パンクを聞く人間は少数派であった。おそらくはいたのだろうけど、音楽の話をした記憶はあまりない。多分、直球でストレートな歌詞を叫ぶパンクバンドをかっこいいと褒めることは、なんとなく暑苦しくてかっこ悪いという風潮があったのだ。僕の高校ではバンドをやってるやつらはDEEP PURPLEMr.BIGなどの洋楽に心酔していて、まぁ仲良くやっていたが音楽の話はしなかった。他にもカリガリマリスミゼルというビジュアル系にハマっている連中も大きな勢力だったが、こことも話は合わなかった。おおよそ僕が音楽について話するのは他校に進学した友達くらいだった。つまり趣味を介して人とコミュニケーションをとるという経験を、この多感な時期から積んでこなかったわけである。そんな感じで、夜中に窓を開けて夜風を楽しみながらビールを飲み、パンクミュージックを一人で楽しんでいると、大体自家中毒を起こすことになる。僕の中の思考は甲本ヒロトの歌詞に多大なる影響を受けて、甲本ヒロトと同一化した存在として認識していた。気持ちの悪いファンの典型だっただろう。

うちの地元は北海道の東端のライブハウスがあったのでメジャーバンドの全国ツアーの折り返し地点になっていた。その為いくつかのバンドを高校時代に生で見ることができた。あの頃のパンクバンドが地元に来た時の狂騒は凄いものだった。満員電車並みの密着率でモッシュやダイブを繰り広げ、けが人も出ていたほどだ。まだ若かった僕は熱さで失神しそうになりながら腕を振り上げて叫んでいた。ちなみに初めて行った高校時代のガガガSPで、同じクラスの女の子が来ていて、御多分に漏れず、その場で好きになってしまったことは僕と君たちだけの秘密だ☆ちなみにファン同士で交流するという発想にはならなかった。まぁ人見知りだったわけである。

文化祭でバンドをやるといった経験もなく(一応、舞台の監督はした)、僕は関西の大学に進学することになる、胸には夢をメディアプレイヤーにはパンクミュージックを詰め込んでの新たなる旅立ちであった。大学時代の僕が聞いていたのは、高校時代に引き続きパンクミュージックだ。THEピーズ(とどめをハデにくれ、リサイクリン)は「とどめをハデにくれ」を受験旅行の最中に買ったが、当時はいまいちハマれなかった。それよりもずっと聞きやすかったのはニューロティカ(東京花火、嘘になっちまうぜ)だった。サンボマスター(美しい人間の日々、あなたと生きたい)、ピンクリボン軍(阿呆の耽り、ヤニ雲)、鴨川(春風、浴衣モッシュ)、マスラヲコミッショナー(座して喰らえば山も空し、リーチ)、筋肉少女帯(サーチライト、リテイク)、イースタンユース(東京快晴摂氏零度、裸足で行かざるをえない)、ミドリ(ゆきこさん、愛って悲しいね)、ROSSO(シャロン、1000のタンバリン)といったバンドサウンドたちが僕のメディアプレイヤーに加わっていくことになる。大学の音楽漬けの生活の中で楽しかったことと言えば、やはり札幌で開かれる野外ロックフェスRSR(ライジングサンロックフェスティバル)だろう。野外で音楽を楽しみ、酒を飲んだり煙草を吸ったり寝たりできる音楽イベントである。これは僕のようなライトな音楽ファンにはぴったりなイベントだった。知ってるバンドのライブはもちろん楽しく、新しいバンドとの出会いも演出してくれる。外国人も少なく治安もいい。大学時代の計4回ライジングサンにはお邪魔することになった。「なんだよ!モテキフューチャーかよ!くだらねぇ!くたばれ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれないが、フェスの最中女性と話をしたのは2言、3言である。フェスには僕は男三人で車で旅行をしながら向かうことにしていた。女と一緒にフェスに来る奴なんてダセェと思っていたが、参加者の中でぶっちぎりにダサいのは俺たちだったことは、自覚している。4度の参加の中で、高校時代の同級生と再会したことは良い思い出になっている。しかしながら、フェスの参加というのもやはり若い頃だから出来る事だと申しますか、最近はめっきり足も遠のき出演者発表もチェックしないでいる。そして社会人になって心を痛めてからは「がんばれ!」と言われるのがしんどくって、長らくパンクミュージックからは離れていた時期がある。

最近、自分で自分の夢を追おうかということを考えていて、改めて聞いたニューロティカの「嘘になっちまうぜ」は僕を改めて迎えてくれた。やはり、ニューロティカはいい。とてもやさしい…。また僕は自分の夢を実直な姿勢で追うことはできるのだろうか、大学に進学したころのように素直な実直な姿勢で…。そんなことをRSRに銀杏BOYZが出演するというニュースを見ながらツラツラと考えた。オチはないし、慈悲もない。以上。

 

 

 


【MV】バックドロップシンデレラ『フェスだして』


筋肉少女帯『アウェー イン ザ ライフ』

 

追記:動画・楽曲を追加(2017年5月3日)