情報まとめ!暇と生活

10年の北海道での山籠りを経て、中央線に舞い戻った男。鹿野おしりの街道爆裂サブカル日記。

趣味と酒問題

今日は趣味と酒問題について話したいと思う。

別にサブカル・オタク問題をたきつけたいわけじゃないんだが、オタクの人って酒が嫌いだよね?なんでなの?なんでなのと言われても困ってしまうんだろうけど。オタクは本当にお酒に金を使うことを嫌がる傾向がある。サブカルは映画で酒の飲み方を勉強したりしてるので、比較的飲める、ただ飲み屋でサブカル話題でからんでくるのは遠慮してもらいたいが、飲める方だと思う。しかし、オタクの酒アレルギーは酷いものだ。建前としては「酒に使う金があるなら、趣味にぶち込む」や「ゲームをしてる時に、酒で脳を麻痺させておくのはいいとは言えない」という理由を聞くけれど、結局子供舌で酒の味がわからないというのが本音だ、あと肝臓が鍛えられていないというのが本音だと思う。

 

あのさ、もう30だぜ?酒くらい付き合えないでどうすんの?

 

とはいうが、私はあくまで平和的にオタクの肝臓を鍛えたいだけで、別にケンカをしに来たというわけではないのであしからず。

このオタクが酒を飲むことを忌避するのはアニメの影響があると思う。アニメというのはやはり子供向けに進化してきた系譜があるので、映画のように飲酒や喫煙をかっこよく描写するということを避けてきたという歴史がある。主人公が高校生くらいなので酒を飲めない年齢だという事情もあるかもしれない。あとは、アニメーターや作監もオタクで酒が嫌いで酒をかっこよく飲むシーンを省いてきたという裏事情もあるのかもしれないけれども俺は知らない。大地監督は酒が好きそうだけど、作品の中ではそういうところを出さないので暗黙の了解でもあるのかもしれない。

また、可処分所得の問題というのは多分にある。オタク趣味の特に収集癖を満たすために、嗜好品を買い控える傾向というのはきっと高いはずだ。なので、オタク話ができて酒が飲める人というのがとてもとても少ないというのが現状であり、私はそれをとてもとても悲しく思う。酒を飲みながらアニメやエロ同人の話ができる人というのは願ってもなかなか見つけることはできないのである。はぁ、いないかなどっかにそういう人・・・。

 

何の話だったか、そうオタクと酒の問題だ。

そういったわけでオタクは酒を忌み嫌っているのだけど、商売的にはオタクは酒の消費者としては最高だと思っている。日本酒を例にとろう。その酒を造った酒造、杜氏、造るのに使った麹・米など、日本酒には情報があふれている。甘さ・辛さ、アルコール度数などいろいろな数字が酒造りにはついて回る。さらに杜氏集団、これはある種製作者グループとして酒造りの癖や理想としている酒の姿など、杜氏によって変わってくる。これはアニメにおける制作会社と似ている。さらに販売している酒造も日本国内に相当数あり、北は北海道から南は鹿児島まで全国津々浦々にある。こうした酒造りにまつわる情報は非常にオタク的な、オタクにしか処理しきれないであろうことがやり取りされている。オタク趣味と酒は両立できる、というのが私の持論である。いずれ私は「酒オタク」というジャンルが、オタク社会で認められるであろうと予測している。

 

本格的に何の話だったか忘れたので、もう止める。