卑しくもサブカルという名の狗

サブカルバカのサブカル漫画ブログ。

サブカル的傑作漫画30選<上篇>

サブカルについて記事を書こうという気持に久しぶりになった。

なので今回は今流行りのランキング形式で30冊選んでみることにした。

サブカルを紹介するのにこの手法を使うことはできれば避けたかった、なぜなら巷のこういった記事はたいてい物足りないからだ。なので今回は自分の労力が許す限り、時に濃密に、時に軽薄に紹介していきたいと思う。

また何をもってサブカルと言うか、というクッソくだらない誰のためにもならん空転しやすい話題についてはこちらの記事を参考にしてくれ。同じ話を二度もさせられることは我慢ならん。

 

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 それでは私的サブカル漫画選を、よしなに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30位 宇仁田ゆみ/スキマスキ

 

スキマスキ (IKKI COMIX)

スキマスキ (IKKI COMIX)

 

 まずはスキマスキから始めていこうじゃないか。スキマスキは小学館IKKIで2001-2003年まで連載していたラブコメディである。

私とスキマスキの出会いは高校時代の古本屋である。高校時代はビデオを借りてきて、難解な映画をビールと煙草でやっつけるという趣味を持っていた私だ。そのビデオ屋の隅で見つけたのがスキマスキである。隙間を覗く趣味のあるヘイサクという男が、向かいのアパートに住むフミオちゃんに惹かれていって・・・というのが話の筋だ。

これが良い話なんだ。1巻で良くまとまっていて、爽快な気分になるんだ。高校時代は大学生になったら夜間学部に通って、こんな仲間たちとこんな恋愛模様を過ごしてみたいとすごく憧れたりしたわけだよ、ぼかぁ。懐かしいな。その後に、ホントに準夜間学部のある大学に入るとは、思ってもみなかった。スキマスキみたいに勉強終わった後すぐ飲みに行けるのが楽しかったな。

 

 29位 なにわ小吉/はるまげ

はるまげ 1 (少年サンデーコミックス)

はるまげ 1 (少年サンデーコミックス)

 

 

 ジャンプ巻末漫画はなんだ?と聞かれると世代間溢れるコメントがあつまるんじゃなかろうか?うすた京介と若い人は答えるだろうが私の場合、「王ロバ」の作者なにわ小吉だ。

なにわ小吉の得意技と言えばショートギャグ。はるまげはさらに異能感覚というか、豆腐をスーッと16等分にするのが気持ち良い感覚というか、正方形をスーッと刻んでいく爽快な感じが味わえる漫画だ。「くぴっと一杯」の後4~5年後に出たのが本作だっただけに、良質なギャグ成分を摂取出来た記憶がある。なにわ小吉先生相変わらずおもしろくって困っちゃうから、もっと書いてくださいお願いします。

 

28位 ゴトウユキコ/R-中学生

 

R-中学生(1) (ヤンマガKCスペシャル)

R-中学生(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 ヤンマガ!中学生!という内容に外れがないように、このR中学生もあたり漫画である。当たり屋漫画である。連載第一回に女子トイレの汚物の臭いを嗅ぐ主人公から始まり、私は思わず「そんなの有りかよっ!!!!」とぶったまげたものだった。中学生のリビドー、噎せ返る様な処女&童貞臭さ、変態性。どれをとっても一線級のサブカル漫画である。これぞサブカル!と胸を張ってお勧めできる漫画。

 

27位 松本零士/元祖大四畳半大物語

 

元祖大四畳半大物語 1 (朝日コミック文庫 ま 30-3)

元祖大四畳半大物語 1 (朝日コミック文庫 ま 30-3)

 

 銀杏BOYZの峯田はこれとぼくといっしょが好きだとインタビューで語っていた、いや男おいどんだったかな?また四畳半神話体系というタイトルはこの作品のパロディタイトルなんだろうなぁ、と思いながら。神保町の書店で1、2巻を手に取った僕は。東京で貧乏一人暮らしをしていて、作家になる夢を追っていたわけで、大四畳半大物語は俺の話だと思いながら、ビフテキをほうばるのであった。<完>

 

26位 コミティア実行委員会/コミティア30thクロニクル

 

コミティア30thクロニクル 第1集

コミティア30thクロニクル 第1集

 

漫画系のサブカル者は避けては通れない道、コミティアとコミックZINである。私も御多分に漏れず、コミックZINを癒しスポットにしていたクチである。 コミックZINでコミティアを知って、コミティアに行く人と言えばある種、ポロロッカ現象であると言える。いつか俺も出店者側に回ってやる、と思いながらジョン・テンダさんとか遠藤さんとかを眩しく見ていた。

本作はアンソロジーとなっていて内藤泰弘血界戦線)、太田モアレ鉄風)、あらゐけいいち(日常)、TAGRO(マフィアとルアー)、位置原光Z(アナーキーJK)、九井涼子(ダンジョン飯)という今の漫画界で第一線で活躍しているビックネームのアマチュア時代の漫画が読めるのが何ともうれしい一冊。この巻じゃないけど、青木俊直さんの「ロックンロール」がお気に入りです。

 

25位 豊田徹也/珈琲時間 

 

珈琲時間 (アフタヌーンコミックス)

珈琲時間 (アフタヌーンコミックス)

 

 短編集好きなサブカル漫画バカなら知ってると思うんだけど、表紙の白い短編集は面白いというジンクスがあるね。これもその一冊。珈琲と人間の生活が密接にリンクした作品が収められている作品集である。私が持っている漫画の中では、さっぱりしていてしつこくない上品なマンガだと言える。あと僕はこれを読むとチリが食べたくなってしょうがないんだよ。新宿のコミックZINで平積みされているところを買いました。

 

26位 うすた京介セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん

 

 これに関してはもう説明はいらないでしょう。アニメ化もされたマサルさんです。サブカル予備軍というのは小学生の頃にはもう症状があらわれているもので、私は小学生時代マサルさんのセリフを覚えて学校に行って、セリフを言って遊んでいる感じでした。あなたはどうでしたか?

 

25位 押切蓮介押切蓮介劇場 マサシ!!うしろだ!!

  

 ヤンマガのギャグの系譜と言えば、「行け!稲中卓球部」や「アゴなしゲンと俺物語」とか「でろでろ」みたいに、初めの頃は絵が下手なんだけど、そのネタ力で人気を勝ち取り、天下一の漫画家になってしまうというパターンがあるよね。

初期の押切蓮介の短編集、鬱屈した実生活の憂さを晴らすかのようなリビドー溢れる漫画です。やっぱり押切先生には暴力がなければ。ソーセージにチリ。ホルモン焼きにほっぴー。押切に暴力。だと私は思います。

 

24位 長嶋有漫画化計画

 

長嶋有漫画化計画

長嶋有漫画化計画

 

 後述するが、よしもとよしともの作品が載っているので買った本。しかしながら私はここで衿沢世衣子という巨星を見つけるのだった。「僕は落ち着きがない」の漫画化を読んで面白くてのめり込み、小説まで買って読んで、また漫画を読んでキャラクター化された部長を見てほっこりするのだった。噛みながらも面白いよ、久しぶりに主人公の死なないよしもとよしともを読んだ気がした。

 

 23位 道満晴満/性本能と水爆戦 征服

性本能と水爆戦 征服 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

性本能と水爆戦 征服 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

 

 遂に出た!道満晴満先生の本!!!

いやぁまってたよぉ!アタシは道満先生を初めて快楽天で「ホテルジズム」を読んだ時から好きなんだゆぉ。あの頃の快楽天はエロくって、おもしろくって!読ませる絶妙なラインの漫画が多くて大、大、大好きだったんだゆぉぅ!!!ぷぇっ!

かるま龍郎、SABETAGRO陽気碑などその後一般紙に移って成功した漫画家さんも多かった。まさに僕のサブカルに引き込んだ雑誌だと言って過言ではないです。2000年頃の快楽天読もう!コミックビーム

 

22位 山本直樹/明日また電話するよ 

明日また電話するよ

明日また電話するよ

 

 2000年頃の快楽天より前のエロいサブカル漫画と言えば、山本直樹だったんじゃないかという気がしてる。水着の女の子の脇マンコを唾でベトベトにしてヌッチヌッチするという、フェティッシュが凄い描写があるよ、エッチだね。「肉彦くんと先生」というのも今のおねショタのハシリみたいな感じで良いです。

 

21位 遠藤浩輝遠藤浩輝短編集

 

 高校時代のGEOでハマった漫画と言えば遠藤浩輝短編集である。いまや「EDEN」や「オールラウンダー廻」で不動の人気を獲得した漫画家の初期短編集である。若者を主題にした作品が多く、タイトルがかっこいいのも高校生の俺にドストライクでした!またドライでザラついた質感の作品が多いので、人生をわかった気になりたがる高校生にはうってつけの漫画でした。今読んでもやっぱりこのかっこよさには魅了されちゃうな。

 

上編はこんな感じで、また気が向いたら中編を書きたいと思います。

 

 

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